出張ホストとは
今回の題材は出張ホストとは何かをメインに色々と書き述べていきます。これまで具体的に記事として、あまり書き記した記憶はございませんが、実のところ筆者は出張ホストを経営していた時期があるのです。もちろん筆者自身も古くからのお客様に呼んで頂いた際は、限定的ですが出張ホストとして出向いておりました。
さて、現代も出張ホストは都市部を中心に点在しておりますが、筆者が営んでいた頃と比べれば少し客層やシステムは異なっているようです。筆者が営んでいた頃に売上トップだったホストへ経営権を譲渡して現在に至ります。それでは、これより出張ホストなど女性と接することで、ギャラを貰う者たちについて綴ります。
元来のコンセプト
出張ホストの起源と言いましょうか、いわゆる女性相手の男娼となれば江戸時代にまで遡ります。現在の出張ホスト形式で実際に始まったのは、今から約30年ほど前でしょう。当時は女性のみのお客様は殆どおらず、夫婦を含む男女の間に参加する形の性行為が主体でした。つまり元来のコンセプトは性行為のお手伝いです。
出張ホストの広告
あまり出張ホストを宣伝する広告は見かけませんでしたが、最近では女性専用雑誌や風俗系の雑誌、特にインターネットであれば簡単に検索できます。それでも堂々と宣伝することは水商売系ならともかく、出張ホストの場合は難しいです。女性への性サービスはスキマ産業的な要素が濃く目を付けられやすいからでしょう。
雇われない男性像
出張ホストの人員は昔から募集すれば、即座に面接依頼の電話が鳴りまくり状態となります。現代では色んな形式の出張ホスト店があるので、比較的あらゆるタイプの男性を在籍させているお店も多いです。ただ今も昔も残念ながら、不潔・根暗・極デブ・猫背・真性包茎・非常識な言動などが見受けられれば雇われません。
平均相場は幾ら?
出張ホストの報酬に関してですが、単価は差ほど変わりませんがお客様の数は昔のほうが多いです。お店によりますが概ね、ショートコース2時間で2万円と交通費が相場で、あとは30分毎に+5千円という感じです。ホストの取り分は人にもよりますが大体40~60%程度でしょう。当然ながら指名の多い人は取り分も多いです。
出張ホストのデートの内容
出張ホストを呼ぶ女性は出費してまで何を求めて利用するのでしょうか?もちろんデートコース(ショート)か、翌朝までの宿泊コース(ロング)で遊ばれますが、出張ホストのデートとは一体どんな内容なのかを書き添えていきます。基本的には性サービスを望んでいますが、幾つかのケースを例にして以下でご説明致します。
食事デート
出張ホストの定番と思われがちである代表的なデートが食事デートです。レンタル彼氏のように、安価で利用者数を増やすビジョンであれば、食事デート希望の女性もいるでしょう。ところが出張ホストの利用者で、食事デートを希望されるお客様は皆無に近いです。宿泊コースの時間内で食事を共にすることはありました。
宿泊デート
現在の出張ホスト店で取り入れているか否かは別ですが、22時頃~翌朝までの宿泊デートを利用される方は多かったと言えます。約7~8時間のロングコースですが、このコースを初回から望む人は少なく、一度遊んでみてから宿泊デートで呼ぶという流れです。会話や食事、性サービスとマッサージを求める方が殆どでした。
買物デート
筆者が出張ホスト現役の時代は、最長でも深夜0時頃までしかお店は空いていませんでした。買い物のお供で出張ホストを利用する方もおられまして、とにかく大慌てで付き添った記憶があります。今でしたら深夜帯まで営業している、ドン・キホーテという総合ショッピング店もありますので、差ほど苦ではないでしょう。
性感プレイ
出張ホスト客の基本的な要望であると思いますが、出張ホストはデリホスと称されるほどですので、女性に性的なサービスを施すことがメインです。ただ個々それぞれ色んな求め方がありました。例えば舐め犬のようにクンニのみ望まれたり、逆に射精させたいだけの方やガッツリ性交行為まで求められるなど十人十色です。
3Pヘルパー
冒頭で少し触れましたが、ご夫婦や年の差を感じる愛人関係の男女の間に交ざり3Pを施すケースもあります。これも様々で女性へ前戯のみ行い女体が熟せば「ご苦労さん」と言われて退き、あとは見学というケースもありました。その逆でホストが女性へ挿入して(※基本はNG)、それを見ながらフェラされて悦ぶ人もいます。
出張ホストのシステム
前項では主な出張ホストのデートや行動について述べましたが、レンタル彼氏が出現してからは指名なしのデートプランであれば、格安で利用できる出張ホスト店も多いそうです。食事・カラオケ・バーなど色んなプランが選べると聞きました。さて、これより以下で出張ホストのシステムをシンプルに書き込んでいきます。
運営者側との契約
これは今も昔も変わらないシステムですが、登録時に必ず出張ホストを運営する側と在籍希望男性は契約を結びます。お店が紹介するお客様との関係をメインとする、色々な禁止事項や厳守項目に同意してもらう必要もあるのです。あとは登録時に身分証明を一点だけ持参してもらい、それをコピーして保管すれば完了です。
登録料を預かる店
前項目ではザックリと出張ホストに登録する際の流れなどを述べました。大体どのお店も前述した通りですが、店舗によっては登録料を預かるところもあります。そして登録抹消する際に返金してくれるというスタンスのはずです。そのシステムは筆者が現役の時代にも存在しておりましたが、概ね5千円~1万円程度でした。
料金=時間+内容
出張ホストの料金システムですが、出始めの頃はショートコース2万円(2H)とロングコース5万円(8H)でした。それと同額に近いお店もありますが、60分の各デートプランで5千円だったり、2万円もあれば旧ロングコース並みの時間を過ごせたりします。しかしながら、性感プレイ込の場合はグンと料金がアップするそうです。
各お泊りのプラン
旧ロングコースと先ほどから称していますが、これは22時頃から翌朝6時頃までの約8時間を示します。現代でも同じ形式のお店もありますが、宿泊は貸切りという感覚のお店も存在するそうです。温泉24時間というコースもあるみたいで、そこでは10万円に設定されていました。出張ホストとしての24時間は相当キツイです。
チップなどの金品
今はどうか把握できませんが、当時の出張ホストで稼げていた男性は、チップやプレゼントなどを貰う機会も多かったと思います。それらはお店側に渡さず全て貰った男性のモノですし、お客様と行動した際に掛かる費用も全額お客様負担です。平均的な割合いで言えばコース料金の約60%が男性の取り分となっております。
出張ホストのおすすめサイト
この項目では、お勧めの出張ホスト店とそのお店のオフィシャルサイトを幾つかご紹介します。一応ですが筆者と何らかの接点を持つお店はございませんし、もちろん筆者が譲渡したお店も含めておりません。ただ10年以上前とはいえ、筆者にとって出張ホスト店は元同業なため、良いお店はインスピレーションが閃きます。
全国区の出張ホスト【エテルナ(eterna)】
大阪市内で12年ほど前に出張ホストの営業を始めて、今や東京・名古屋・大阪・福岡を中心に規模を拡大中という出張ホスト店です。1年365日24時間休みなしで営業している理由は、できるだけ寂しい女性を少なくしたい思いと、ホストたちも寂しい心を解き放ちたいからでしょうか?ちなみに業界屈指のイケメン揃いです。
(HPサイト) https://club-eterna.net/
女優が利用する出張ホスト【Sweet】
東京・大阪・愛知の三大都市で出張ホストだけでなく、レンタル彼氏も営んでいる有力店です。ここはレンタル彼氏の先駆けとも言われており、実際に大物女優やグラビアアイドルなども利用されています。テレビやメディアでも何度か取り上げられていますし、幅広い年齢層のホストたちが多数在籍しているとのことです。
(HPサイト) https://host-sweet.com/
関東最大級出張ホスト【ディアプラチナム】
ここは大手プロダクションとの提携や、法人経営であること武器?に発展し続けている出張ホスト店です。レンタル彼氏も営んでいて、関東最大級の規模を誇ると言っても良いでしょう。女性に対する性サービスを施す風俗であることを、シッカリと明記している部分に好感を抱きました。30代~40代のホストがメインです。
(HPサイト) https://dear-platinum.jimdo.com/
出張ホストクラブ【恋(koi)全国版】
全国デリホス協会の理事長といったインパクトを覚えるほど、出張ホストクラブの元祖的なホームページのレイアウトには脱帽です。この出張ホストクラブでは、何と北は北海道から南は沖縄まで全国各地に派遣できる出張ホストを抱えております。年齢層や見た目、職業や雰囲気など個性派揃いのホストたちが在籍中です。
(HPサイト) http://ebisuclub.com/
20代~60代の出張ホスト在籍【ファラオ】
最後にご紹介する出張ホストは、昔ながらのスタンスを滲ませつつ現代風でもある雰囲気を感じます。大阪発ですが、全国47の都道府県にホストたちを待機させているとのことです。在籍するホストが、20代~60代という年代幅には驚きました。このファラオは筆者が業界を去る頃には存在していましたので長期継続中です。
(HPサイト) http://www.osaka-pharaoh.jp/top/
格安または無料で奉仕してくれる男性
この世の中にはというより、この日本では女性の数のほうが圧倒的に多くなっても、格安または無料で奉仕してくれる男性は存在しております。しかし思考を転換させれば、それだけ大和撫子の日本女性は魅力的な方が多いということなのです。そこで、そんな女性に対して悦んで奉仕する男性タイプを以下でご紹介します。
レンタル彼氏
本項内に何度か登場していることは、皆様ご承知の通りであると存じますが、まずレンタル彼氏というシステムに身を置く男性がいます。とはいえ店内で働く訳ではありません。出張ホストと同じく登録後は自宅待機というか連絡待ちです。出張ホストとの違いは、年齢層が比較的若い点とデートが主である部分でしょうか。
ママ活男子
少し前になりますけど、一時期パパ活という言葉が飛び交っておりました。その逆バージョンがママ活ですが、要は経済的に豊かな女性から、お小遣いを貰う活動をしている男性のことです。そのママ活男子であれば、格安で奉仕させるのは簡単でしょう。およそ数時間クンニさせて数千円という額面でも十分なぐらいです。
売専ボーイ
ここでの売専ボーイはノンケ(異性愛者)限定です。東京であれば新宿二丁目辺りに、ゲイの男性へ性サービスを施す売専ボーイが待機する店舗が幾つか存在します。そこでは女好きなのに割切って働く男子がいるのです。彼らは日頃、割切って男性を相手にしているからか、過剰に女性を愛撫したくなるので買い得でしょう。
舐め犬
男性がセフレに近い存在の相手として、フェラ友という関係の女性を持つ人も現代にはいます。その反対のような関係で、女性がクンニだけさせるための、舐め犬と呼ばれる男性を持つこともあるのです。この名前の由来は、女性器にバターを塗って犬に舐めさせる、バター犬からとされています。舐め犬は奉仕の手本です。
セフレ
性的な関係においてセフレという相手を超える存在はいないでしょう。まさにセックスすることが主体の関係ですので、お互いに遠慮なく自身の性癖を曝け出せるパートナーだと言えます。セフレ関係は男性主導のイメージですが、女性主導のセフレ関係も実在するでしょう。セフレがいる女性は出張ホストを利用しません。
舐め犬やセフレ募集に最適なサイト
出張ホストを利用したいけど、予算がちょっと足りないと思われる女性もいらっしゃるでしょう。そこで、前項で述べました無料で奉仕してくれる舐め犬やセフレ、あるいは格安で奉仕を受けられるママ活男子を探せるサイトをご紹介します。女性から探すのであれば、もう相手が見付かったも同然だと言える各サイトです。
ハッピーメール
国内最大級の規模と累積登録会員数を誇る、男と女のコミュニティサイトです。知名度や運営実績、アクティブユーザー数など様々な面で群を抜いています。このサイトも前項目と同様ですが、ハッピーメールでは特に自己プロフィール枠でシッカリ希望の内容を書き記すだけで反応があるでしょう。人数が半端ないので…。
Jメール
このサイトも運営し始めて約20年になる老舗です。もし貴女が既婚者であれば、人妻専用掲示板のコーナーを利用すれば貴女の独壇場になるでしょう。ここでも掲示板で探すのが最も効果的であると言えます。それより新規登録した瞬間、幾つか誘いのメッセージが届くかも知れません。新規登録者狙いの男性がいるのです。
ワクワクメール
今はどうか知りませんが、全国でワクワクメールの宣伝カーを走らせたり、有名な週刊誌や人気の女性用雑誌に広告を載せるなど、色んなパフォーマンスを展開するサイトです。このサイトでは、貴女の希望する男性を自己プロフィール欄にキチンと書き込むだけで、返信できないほどメッセージが届くことになるでしょう。
まとめ
今回の記事は『出張ホストとは何かを把握してママ活男子や舐め犬も募集してみよう』という趣旨で執筆しました。筆者が10年以上前に営んでいました、出張ホストの内容を綴りましたが時代の流れを感じます。昔と今のどちらが良いとか悪いなどではなく、利用される客層や登録するホストの層は相当に変化しております。
筆者が営んでいた頃は、単独の女性よりも正直カップルと3Pする仕事のほうが多かったでしょう。3Pのほうが内容はキツイのですが、いわゆる世間で言うところのSVIPでした。Sはスーパーを表わすVIPという意味ですが、チップのほうもSUPERVIPだったのです。でも今は単独女性のほうが明らかに多いので羨ましい限りです。